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ローンを軽減する方法

様々な方法を検討しましょう

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住宅ローンの融資を受けた際にはスムーズに返済できていたのに、家計の状況が一変して住宅ローンの返済が難しい状況になる場合もあります。
本来ならきちんと返済を続けるべきですが、どうしても難しい状況になった場合には支払いを滞納するしか選択肢がないと思い込む方も多いです。
どんな理由があったとしても、借りたものをきちんと返さずに黙って過ごしているのは人として良からぬ考え方です。
まずはローンを軽減する方法を実践して、きちんとした対策を講じましょう。

住宅ローンの見直し

当初の予定では問題なく返済できると計画していたのに、何らかの原因によって返済できなくなった場合には冷静になって住宅ローンの見直しを検討してください。
まずは融資を受けた金融機関に相談をすることから始めましょう。
返済が難しいから相談に乗って欲しい…なんて言うのは恥ずかしいと思わないで下さい。
何も連絡をしないまま、黙って支払いを滞納し続けた方が余程恥ずかしい行為です。

金融機関によってどのようなアドバイスをしてくれるかは異なりますが、まずは返済額を軽くするための方法として返済期間を延長するという選択肢が提案されます。
元々は20年ローンで組んでいた契約を、5年延長または10年延長などとローン契約を伸ばすことを検討してください。
返済期間を伸ばすことで月々の返済額が軽くなり、今まで通り返済可能な状況になると考えられます。
ただし、返済期間が伸びることで利息も増えるため、最終的に支払う総額は当初の予定よりも多くなります。

ライフサイクルの変化に合わせて一定期間だけ通常よりも返済額を減らして、その後に金額を増やして調整するという方法もあります。
例えばお子さんが学校に通うことで教育費が必要になった場合、在学期間中は減額してもらって卒業後には教育費の負担が減るため返済額を少し増やしてもらうという場合におすすめです。
また、会社の業績が悪化したことでボーナスカットになり、予定していたボーナス払いが難しくなるケースもあります。
この場合にはボーナス払いにしていた分を毎月の返済額に増やして支払うという方法もあります。

このように様々なケースに合わせてローンの返済方法を変更するようにしてください。
場合によっては金融機関で認めてもらえない可能性があるため、どうしても無理な場合には他の金融機関で借り換えを検討しても良いでしょう。
ただしこの選択肢は既に住宅ローンを滞納していた場合には対応できない場合もあります。
借り換えをする場合にもきちんと審査が実施されますので、過去に支払遅延の履歴が確認された場合には対応しかねると判断されてしまいます。

最悪の場合には返済猶予という方法で金利分だけを支払うという措置も検討されます。
いずれにしても、何らかの対応策をしっかり考えることが大切です。