金利とは
住宅ローンの選択肢
マイホームを購入する際に住宅ローンを利用する場合はどの金利タイプにするべきかという選択肢があります。
金利とは、融資を受けてお金を借りている間に発生する利息の率を示しています。
金利の率が低いほど利息の金額が低くなりますが、金利の率が高くなるほど利息の金額も比例して高くなります。
つまり、住宅ローンの融資を受ける際には金利が低い方が良いと考えることもできますが、単純には判断しかねる部分もあります。
住宅ローンを利用する際にはどのような金利の決め方をするべきか確認が必要です。
参考:http://www.homes.co.jp/edit/myhome/loan02/
固定と変動の違い
金利は金融機関によって利率が異なっていますが、大きく分けると2つのタイプが存在しています。
固定金利とは契約した当初の金利が返済終了まで一定になっているものなので金利は高めです。
変動金利は一定期間ごとに金利が見直しされ、その都度変動するもので固定金利よりも安くなります。
どちらも一長一短あるため、それぞれの違いを確認して選択してください。
金利は全体的に景気が良くなれば金利は高くなるため利息分も増えることになりますが、景気が悪い時には金利も低くなるため利息も減っていきます。
固定金利の場合は当初に定めた金利が返済完了まで続くため、安定した返済額を維持することができます。
この先景気が良くなったとしても、悪くなったとしても一定の金利になる特徴があります。
変動金利の場合は景気の変動に合わせて利率も変動するため、見直しされる度に利率が変わる可能性があるのです。
つまり、固定金利で考えてみると景気が良い時は金利が高いため、長期間借り入れするとなれば高い利息を支払うことが確定されてしまいます。
金利が低い時に借り入れできるならメリットは大きいと言えるでしょう。
変動金利の場合は景気に左右されるため、この先どのように変化するのか読めない部分も多いため判断が難しいです。
現在のところは景気が良くないため低金利で推移していますが、この先好景気になれば金利も上昇すると予想されます。
金利の選び方
結局のところ、どの金利タイプが最適なのかを判断するのは難しいものです。
長期間の安定性が魅力的な固定金利を選ぶのか、変動するリスクはあっても低金利が魅力な変動金利を選ぶのかは、利用目的に合わせて選択することをおすすめします。
借入期間が短いという場合には3年間固定金利でその後は変動金利になる固定金利選択型がおすすめです。
このタイプは1年から10年くらいまでの固定金利期間が設定されており、固定金利期間終了後はその時の景気に応じて変動金利が適用されます。
30年以上の長期間借り入れするという場合には、現在の金利が最低水準と判断されるなら選択肢に加えても良いでしょう。
この先これ以上金利が下がらないだろうと考えられる場合には結果的にお得になります。