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中古一戸建を選ぶメリット

中古物件といっても新築のような中古もある

新築ではない一戸建ては住宅は中古一戸建てという括りになります。
新築とは竣工されてから1年未満で誰も住んでいない状態の物件をいいます。
言い変えてみると竣工されてから1年未満でも誰かが住んだ時点でもう中古物件になるということです。
また、まだ誰も住んでいない状態であっても、竣工から1年経つと中古になることが法律で定められています。

中古一戸建てとは新築ではない物件に該当するため、新築よりも価値が低く品質も悪いというイメージを持っている方も多いはずです。
しかし、新築とほとんど変わらないような品質を維持している掘り出し物が見つかる場合もあります。

もちろん築年数相応の劣化した物件の場合もありますが、修繕することでかなり品質が向上する可能性もあります。
ここでは中古一戸建ての購入を検討する場合に注意したいポイントをご紹介します。

チェックポイントを見逃さない

中古一戸建てを検討している場合には外観と内観をしっかりチェックしましょう。
築年数が長い場合は壁や屋根などの外観に痛みが生じている可能性もあります。
亀裂が生じている部分から水が入り込み、家の耐久性を悪くする原因になります。
大事な土台になる基礎にも亀裂や傾きが生じていないかも確認してください。

外観を修繕する場合には高額な費用が必要になるものですが、内観についてはリフォーム次第で新築同様の仕上がりにすることが可能です。
見学した段階で壁紙がまっさらになっている場合には、壁紙の下がカビだらけになっている可能性もあります。
カビをごまかすために壁紙を貼っただけでごまかすというケースも多いです。
浴室、トイレ、キッチンなどの水回り部分についてもカビなどの汚れを念入りに確認してください。

また、土地の権利形態についてもよく確認をするようにしましょう。
他のところよりも安いな、と思ってみてみると、借地権付き物件というところも多いです。
この場合、もしリフォームをするとなると地主の許可を取らないといけないなどの手間がありますので、リスクヘッジも考えましょう。
借地権については以下に参考として載せていますので、確認してみてください。

これらのポイントを必ず確認をして、実際に購入してから後悔することが内容に気をつけましょう。
売買契約をしてからでは遅いので、念入りな確認をしてから購入を検討してください。

中古一戸建ては住宅ローンを使える?

新築でマイホームを購入する際には住宅ローンを利用する方が多いです。
中古の場合は住宅ローンを利用できないのではないかと不安を感じている方も多いですが、多くの金融機関では中古でも住宅ローンが利用できるケースが多いです。
建物と土地の購入資金として活用できますが、リフォームに関しては別途リフォームローンの利用を勧められる場合もあります。

無担保と有担保があり、金利や借入可能金額、借入期間などの違いがあります。
高額なリフォーム費用が必要な場合には有担保が選択され、比較的簡単で低額料金のリフォームに使いたい場合は無担保が選択されます。
リフォームの審査は有担保の方が厳しいと言われているため、希望に沿えないケースもあります。