中古マンションとは
新築にはない魅力があります
マンションを買うとするなら何としてでも新築でなければいけないという明確な理由がなければ中古マンションの購入を検討することもおすすめです。
中古マンションとは、新築マンションとは言えない竣工から1年以上経過していることか、竣工から1年以内でも誰かが住んでいたことのどちらかに該当する場合は中古マンションという扱いになります。
竣工してから1年経っていた場合でも誰も住んでいなければ、新築時と同様にキレイな室内環境です。
このように中古マンションだからと言って、決して悪い条件の室内ではないことを知っておくことが大切です。
新築の条件にこだわり過ぎるのではなくて、中古物件についても目を向けてみてはいかがでしょうか。
中古マンションならではの利点
新築マンションにはない中古マンションの利点と言えるのが、価格の割安感です。
立地場所や築年数などの条件によって値段は違うものですが、同じような間取りの新築マンションと比較しても圧倒的に中古の方が安いです。
どのくらいの予算を確保できるのかにもよりますが、できるだけ格安な物件を求めているという場合には中古という選択肢が有利になります。
価格が安いからといって品質が悪いわけではありません。
実際に物件を見学させてもらうとよくわかりますが、意外と良い物件がたくさん存在しているものです。
間取りや室内環境、周辺地域の様子を自分の目で確かめることができるのは大きなメリットになります。
まだ完成していない状況で販売する青田売りの新築マンションは、図面上やモデルルームでしか環境を確認できないため実際に自分が住んだ時のイメージを掴みにくく、実際に住み始めたらこんなはずではなかったのに…と後悔するケースが多いです。
新築を購入しようと思って用意していた予算ではあまり立地条件が良くない場所で狭い間取りの物件しか手が届かない状態でも、中古なら同じ値段もしくはその価格以下で更に立地条件が良くて広々とした間取りの物件を購入できる可能性が高くなります。
もう少し予算をかけてリフォームをして、新築同様のキレイな室内環境に直すことも可能になります。
中古マンションで注意したい点
良い条件の中古マンションなら購入を再優先して検討したいものですが、購入したことを後悔しないために注意したいポイントがあります。
あまりにも築年数が古い物件は、リフォームをして表面上はキレイに見えても実際には非常に脆い状態かもしれません。
築30年以上経過している物件は耐震基準を満たしていない可能性もあり、安全面で不安が残ります。
他にも管理人が常駐していない、オートロックなどのセキュリティ面が充実していないなどの条件に該当する場合には必要性をよく考えてください。