【住宅ローン会社紹介】フラット35
安定した金利で長期借り入れできる
住宅ローンは1年や2年で完済するものではなく、多くの方が10年、20年、30年と長い間をかけて返済するものです。
長期間に渡って借り入れするということは、途中でライフプランが変化するケースも考えられます。
変動金利の場合は定期的に金利の見直しが行われるため、金融情勢によっては上下することが予想されます。
金利が下がってくれるなら問題ありませんが、上がってしまうとその分返済額も増えるため好ましくありません。
ライフプランの変化に伴い家計が厳しくなった状況と組み合わさってしまうと、更に返済が難しい状況になります。
借り入れをした当初から返済額が固定される固定金利なら、ライフプランの変化をある程度予測しながら返済計画を立てることができます。
無理なく返済できるようにするためにも、あらかじめ返済額が確定される固定金利が良いとの意見もあります。
ただし固定金利は将来の景気変動も見据えた金利が設定されているため、変動金利よりも高めになっています。
また、民間の金融機関では10年以上の長期に渡る固定金利で提供できるローンを取り扱いするのが難しいのが現状です。
そこで民間の金融機関と連携をとりながら住宅金融支援機構が提供している長期固定金利を実現させたフラット35が注目されています。
フラット35の特徴
フラット35はその名の通り最長で35年間という長期間に渡って固定金利で住宅ローンの借り入れができる特徴があります。
借り入れした時点で返済額が確定されるため、この先の人生を見据えながら計画的な返済を目指すことができます。
民間金融機関が提供している固定金利の住宅ローンよりも金利面で優遇されていますが、新築住宅で省エネ性能など品質の良い住宅で利用する場合には更に金利が引き下げられるフラット35Sの提供も行っています。
他にも保証料や繰り上げ返済の手数料についても無料になるメリットがあります。
何かと諸費用が必要になるものですが、保証料だけでも軽減されるとかなり負担が楽になります。
繰り上げ返済手数料についても、余裕がある時にまとめて返済することで後の返済計画がかなり楽になってきます。
こまめに繰り上げ返済をしても手数料が発生しないためとても便利です。
フラット35は新築住宅だけでなく、中古住宅でも利用することができます。
中古住宅の場合は物件検査を行う必要があるため、場合によっては希望に沿えない可能性もあることを覚えておきましょう。
他の金融機関において住宅ローンを組んでいた方が借り換えで利用することもできます。
借り換えについても所定の技術基準に合致していることが条件になるため審査後に融資が決まります。